数値操作関数【Access/Excel】

関数【Access_Excel】 05.関数
関数【Access_Excel】

Int関数/Fix関数

数値の整数部分を返します。ともに少数以下のを切り捨てますが、負の数に対する動作が異なります。
【書式】
Int(数値)
Fix(数値)

Sub Int_Fix()
    MsgBox Int(1.5)     '1を返します
    MsgBox Fix(1.5)     '1を返します
    MsgBox Int(-1.5)    '-2を返します。
    MsgBox Fix(-1.5)    '-1を返します。
End Sub

Round関数

数値の小数部分を四捨五入した結果を返します。ただし通常の四捨五入と違い「5」に関しては最も近い偶数に丸められます。
【書式】
Round(数値,丸める小数点の桁位置)

Sub Round_1()
    MsgBox Round(1.15, 1)    '1.2を返します
    MsgBox Round(1.25, 1)    '1.2を返します
    MsgBox Round(-1.35, 1)   '1.4を返します。
    MsgBox Round(-1.45, 1)   '1.4を返します。
End Sub

Rnd関数/Randomaize関数

Rnd関数は0以上1未満の範囲の乱数を返します。Randmize関数は乱数の初期値を変更します。
引数の数値は特殊ケーズを除き指定しません。
【書式】
Rnd([数値])
Randmize([数値])

Sub Rnd_Randomize()
    Dim i As Long
    Randomize
    For i = 1 To 3
        MsgBox Int(Rnd * 10)     '0 ~ 9までの乱数を3回表示します。
    Next
End Sub

次は文字列操作関数【Access/Excel】です。

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