【Access】テーブルで最速作成するExcelっぽい台帳管理アプリ

台帳 簡単台帳作成

Excel台帳からステップアップしAccessで台帳を作成してみます。細かい知識は抜きで台帳を作成することを目指します。
Accessで台帳を作成すると下記のようなメリットがありますのでぜひ作成してみて下さい。

  • 共有フォルダにファイルを格納すると複数人で同時入力ができる。
  • ファイルが軽い。
  • フィールドの設定を適切に行うことで、入力内容を統一できる。
  • 入力データ数が多い。データが多くなってもExcelより断然動きが軽いです。
    ※Excelの最大行数は1,048,576、Accessは2GB(フィールドの定義で違うためですがExcelより多いです。)。

新しいファイルを作成する

まずはファイルを作成します。Accessを起動しファイルを新規作成することもできますが勝手にファイル名が決まってしまうため、あらかじめ作成しておきます。

ファイル作成1
任意のフォルダで 右クリック→新規作成→Microsoft Access Database を選択
ファイル作成2
新規Microsoft Access Databaseが作成されます。
ファイル作成3
新規作成されたファイルのファイル名を決定します。

テーブルを作成する

テーブルはデータを登録するための器で、Excelに例えるとシートに相当するオブジェクトです。

テーブル作成1
テーブルをクリックします。
テーブル作成2
「表示」(デザインビュー)ボタンをクリックします。
テーブル作成3
テーブル名を指定します。ここでは「T_パソコン台帳」と指定しました。

フィールドを設定する

フィールドは入力項目です。入力項目設定後入力項目の書式を設定します。Excelで例えるとセルの書式設定に相当します。

フィールド作成1
フィールドは初期値として「フィールド名:ID」「データ型:オートナンバー型」が設定されています。
フィールド作成2
台帳に使う項目を設定します。ここではコンピュータ名・管理拠点・管理担当者・登録日を指定しました。登録日だけデータ型を「日付/時刻型」に変更しました。データ型の初期値は「短いテキスト」です。
フィールド作成3
フィールド「ID」を選択すると画面下に詳細設定が表示されます。ここでは設定はそのまま変更しません。
フィールド作成4
フィールド「コンピュータ名」は8文字・必須入力・英数文字入力のため次のように指定します。
「フィールドサイズ:8」「値要求:はい」「IME入力モード:使用不可」。
フィールド作成5
フィールド「管理拠点」は固定の選択項目を表示したいため、詳細設定のルックアップタブを次のように設定します。
「表示コントロール:コンボボックス」「値集合タイプ:値リスト」「値集合ソース:東京;大阪;福岡」
フィールド作成6
フィールド「管理担当者」は必須入力としたいため次の項目を設定します。
「値要求:はい」
フィールド作成7
フィールド「登録日」は日付を入力したいため、次の項目を設定します。
「書式:yyyy/mm/dd」
フィールド作成8
表示ボタン(データシートビュー)をクリックしテーブルを保存後にテーブルを表示します。

画面左上に「主キー」という鍵のボタンがありますが今回触れませんでしたが大事なものです。主キーとは行を一意に(ただ一つに)特定できる列または列の組み合わせのことです。今回あらかじめ用意されたフィールド「ID」が主キーに設定されています。
今回のようなパソコン台帳でコンピュータ名が重複することはないため主キーにしても問題ないかもしれません。
複数列を主キーとして設定する場合は対象列をCtrlを押しながらクリックし主キーボタンをクリックします。

【完成!!】台帳にデータを登録します

無事テーブルが作成されましたのでデータが登録できるようになりました。必要に応じてフィールドは追加してください。

台帳入力画面
フィールド「ID」は連番が自動登録されます。管理拠点は固定選択です。

次はフォーム作成です!!

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