SharePointリストの「列」を追加・設定する方法を徹底解説。テキスト、数値、日付、選択肢など、情報を整理するための様々な列の種類を学びましょう。
3-1 列を追加して項目を増やそう
リストを作ったばかりのときは、「タイトル」という列しかありませんでしたね。これだけでは、整理したい情報に合わせて項目を細かく分けることができません。
そこで、「列(項目)を追加する」という操作が重要になります。必要な列をどんどん追加して、リストを使いやすくしていきましょう!
ステップ1:「列の追加」ボタンをクリックする
リストのヘッダー部分(「タイトル」などが表示されている行)の一番右に、「+ 列の追加」または「列の追加」というボタンがあります。これをクリックしてください。
(イメージ:リストの列ヘッダーの右端にある「+列の追加」ボタン)
ステップ2:作りたい列の種類を選ぶ
クリックすると、どんな種類の列を追加するか選ぶメニューが表示されます。情報の種類に合わせて、適切なものを選びましょう。いくつか代表的なものをご紹介します。
- 一行テキスト: 短い文章や名前、コードなどを入れるのに使います。(例:担当者名、商品コード)
- 複数行テキスト: 長い文章や詳細な説明を入れるのに使います。(例:備考、詳細内容)
- 数値: 数字(個数、金額など)を入れるのに使います。計算が必要な場合にも使えます。
- 日付と時刻: 日付や時間を指定したい場合に便利です。(例:締切日、会議日時)
- 選択肢: あらかじめ決まった選択肢の中から一つ、または複数選ばせたい場合に便利です。(例:ステータス(未完了、進行中、完了)、部署名)
- これを選ぶと、自分で選択肢の候補を登録できます。`
- ユーザーまたはグループ: SharePointを使っている社内の人を担当者として指定したい場合に便利です。(例:担当者、承認者)`
(イメージ:列の種類を選択するプルダウンメニューで、いくつかの種類がハイライトされている状態)
ステップ3:列の名前と詳細を設定する
列の種類を選んだら、その列の「名前」と、必要に応じてその他の設定を行います。
- 名前: 列のわかりやすい名前をつけましょう。(例:担当者、締切日、ステータス)
- 説明: (任意)この列がどんな情報を入れるものなのか、簡単に説明を書くことができます。
- 必須情報: 「この列への入力は必須です」にチェックを入れると、この項目を入力しないとアイテムを保存できなくなります。重要な情報であればチェックを入れましょう。
ステップ4:「保存」をクリックして完了!
設定が終わったら「保存」ボタンをクリックします。新しい列がリストに追加され、アイテムを入力するフォームにもその項目が追加されます!
3-2 列の順番を変えたり、名前を変えたり
追加した列の順番を変えたり、名前を修正したりすることも簡単にできます。リストをより見やすく、使いやすくするための便利な機能です。
列の順番を変える方法
- 移動したい列のヘッダーをクリック&ドラッグ:
- リストの画面で、順番を変えたい列の「列名」(例:タイトル、担当者)の部分をマウスでクリックしたまま、左右に動かします。
- 好きな場所でドロップする:
- 移動させたい場所に細い線が表示されたら、マウスのクリックを離します。これで列の順番が変わります。
(イメージ:列のヘッダーをドラッグ&ドロップしている様子。移動先の位置にガイド線が表示されている)
列の名前や設定を修正する方法
- 修正したい列のヘッダーをクリック:
- 修正したい列の「列名」をクリックします。
- 「列の設定」から「編集」を選択:
- 表示されるメニューの中から「列の設定」にマウスカーソルを合わせ、「編集」をクリックします。
- これで、列を作成した時と同じ設定画面が表示されます。
- 内容を修正して保存する:
- 列の名前やその他の設定を修正し、「保存」ボタンをクリックします。
列を削除する(注意点)
不要になった列は削除することもできますが、削除するとその列に入っていた情報もすべて消えてしまいます。元に戻せないので、削除する際は慎重に、本当に不要な列か確認してから行いましょう。
削除は、上記と同じく「列の設定」メニューから「削除」を選んで行います。
(イメージ:「列の設定」メニューが表示され、「編集」や「削除」の項目がある状態)
これで、リストの見た目を自由にカスタマイズするための「列」の使い方はバッチリですね!
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